「SEOは専門的だから、プロに外注したほうがよいのでは」
「SEO会社に任せているけれど、本当に成果が出ているのか分からない」
SEOを外注するかどうかは、Web集客に取り組む企業様の多くが一度は迷うテーマです。外注すれば社内の手間は減りますが、任せきりにしてしまうと、別の問題が出てくることもあります。
SEO会社に頼めば、あとは任せておけばいいんですよね?
外注すること自体は悪くないの。ただ、任せきりにすると「うまくいっているのか」を自分たちで判断できなくなるのが落とし穴なのよ。
この記事では、Yutori TechがAI×SEOの支援の中で見てきたことをもとに、SEOを外注するかどうかの考え方と、外注する場合でも社内に残しておきたい作業を解説します。
- SEOの外注そのものは否定しない。コストが見合うなら外注も選択肢になる
- 外注で多い問題は「失敗」よりも、成果を自社で評価できないこと
- 外注を決める前に、Web広告など他の集客手段と比べる視点も持つ
- キーワード選定と公開前のファクトチェックには、社内も関わる
- 外注先は人の会社だけでなく、AIに任せるという選択肢もある
SEOの外注で多いのは「成果を評価できない」という問題
弊社がこれまで見てきた中では、SEO会社に外注して「うまくいかなかった」というよりも、うまくいっているかどうかを、お客様自身が評価できなかったというケースのほうが多くあります。弊社でも、そうしたお客様を実際に見てきました。
外注先から報告を受けても、数字の意味やSEOの基本が分からなければ、その施策が費用に見合っているのかを判断できません。その結果、投資対効果の評価ができないまま、やみくもに続けてしまうリスクがあります。
そのため、外注する場合でも、社内に一定の数字の理解とSEOの基礎知識を持ったうえで取り組むことが大切だと考えています。SEOの基本はSEOの基礎知識をわかりやすく解説で、報告のどの数字を見ればよいかはSEOの効果測定は何を見る?定例で確認している指標と問い合わせ数の確かめ方で紹介しています。
報告書をもらっても、正直なところ順位の上がり下がりくらいしか見ていませんでした…。
それだと、続けるべきかやめるべきかを決められないのよね。全部を理解しなくても、自分たちで良し悪しを判断できるくらいの知識は持っておきたいところね。
外注するかどうかを決める前に考えたいこと
外注そのものは悪くない。コストが見合うなら選択肢になる
弊社は、SEOを外注すること自体を否定していません。コストが見合うのであれば、外注したほうがよいという考え方です。
同じ費用を、広告とSEOのどちらに使うかも比べる
一方で、Web集客の手段はSEOだけではありません。たとえばWeb広告は、お金をかければすぐにアクセスを集められます。
同じ費用をかけて、あえて時間がかかり、成果も確実とはいえないSEOに投資するのが合理的なのか。会社として考えるときには、こうした少し広い視点での議論もあったほうがよいと考えています。
社内でできるところは社内で、無理なところを外注する
SEOは本来、大きなお金をかけずに始められ、成果も測定できる便利な手段です。だからこそ、できる限り社内で取り組み、どうしても難しいところを外注するという進め方をおすすめしています。
さらに今は、外注先を「外部の企業の人」にするのか、「AI」に任せるのかという選択肢も加わっています。この点も含めて検討するのがおすすめです。
外注した場合の費用の目安は、SEO対策の費用相場|月額・記事単価の目安と「損しない」料金の見極め方にまとめています。
外注しても社内に残したい作業と、任せてよい作業
外注すると決めた場合でも、すべてを任せるのではなく、社内が関わる作業を決めておくことが大切です。弊社では、次のように分けて考えています。
| 作業 | 誰が担うか | 理由 |
|---|---|---|
| キーワード選定 | 社内も関わる | ビジネスの方針に合った発信にするため |
| 公開前のファクトチェック | 社内も関わる | 発信の信頼をしっかり保つため |
| 記事の下書き | 外注してよい | 人のコンサル会社でも、AIでもよい |
| 改善案の立案 | 外注してよい | 人のコンサル会社でも、AIでもよい |
キーワード選定は、ビジネスの方針と合わせる
どのキーワードで記事を書くかは、どんなお客様に見つけてもらいたいかに直結します。お客様自身もある程度関わることで、ビジネスの方針に合った発信になります。
公開前のファクトチェックは、信頼を守るために社内でも見る
記事に書かれた内容が自社の事実と合っているかは、社内の人がいちばんよく分かります。公開前のファクトチェックに関わることで、信頼をしっかりと維持した発信活動につながります。
下書きや改善案は、人の会社にもAIにも任せられる
一方で、記事の下書きを書く、改善案を立案するといった過程は、外注してもよいと考えています。外注先は人間のコンサル会社でもよいですし、AIを使いこなして社内で進めるという形でもかまいません。
「外注」というと人に頼むイメージが強いけれど、下書きをAIに任せるのも、ある意味では外注なのよ。そのぶん、社内はキーワード選びと事実の確認に時間を使えるわ。
記事制作をどこまで任せるかの具体的な分け方は、オウンドメディアの外注はどこまで任せる?社内に残す作業と失敗しない分担のコツでも紹介しています。
よくあるご質問
SEOは外注しないほうがよいですか?
そうではありません。コストが見合うのであれば、外注も選択肢になります。ただ、Web広告など他の集客手段とも比べたうえで、社内でできるところは社内で進め、難しいところを外注する進め方をおすすめしています。
外注したSEOの成果が出ているかは、どう判断すればよいですか?
外注先の報告を自社で読み解けるよう、社内に一定の数字の理解とSEOの基礎知識を持っておくことが前提になります。それがないと、投資対効果を評価できないまま続けてしまうリスクがあります。
AIに任せるのも「外注」に入りますか?
記事の下書きや改善案の立案は、人の会社に頼む代わりに、AIを使って社内で進めるという形もあります。どちらの場合も、キーワード選定と公開前のファクトチェックには社内が関わるのがおすすめです。
外注先のSEO会社は、どう選べばよいですか?
選ぶときの基準は、SEOコンサルの選び方|失敗しないための5つの基準と注意点で詳しく紹介しています。
まとめ:外注するかどうかより、社内に何を残すかを先に決める
SEOの外注は、コストが見合うなら有効な選択肢です。ただ、外注で多いのは「失敗」よりも、成果を自社で評価できないまま続いてしまうことです。広告など他の手段とも比べ、社内に残す作業を決めてから外注すれば、外注先とも対等に話ができます。
- 外注しても、数字の理解とSEOの基礎知識は社内に持っておく
- 同じ費用を広告とSEOのどちらに使うかも比べる
- 社内でできるところは社内で、難しいところを外注する
- キーワード選定と公開前のファクトチェックには社内も関わる
- 下書きや改善案は、人の会社にもAIにも任せられる
Yutori Techでは、記事を代わりに書くのではなく、貴社の社内でAIを使って記事を作り、公開後の数字まで自分たちで確かめられる体制づくりを支援しています。







