・企業名: 株式会社ニックス(NIX, INC.)
・HP:https://nix.co.jp/
・業種: 工業用プラスチック部品メーカー(東京証券取引所 スタンダード市場 上場企業)
・お話しいただいた方:
  – 経営企画室 室長 神田 雄介 様 (右)
  – 経営企画室 大村 真春 様 (中央)

■ 導入前の課題:「技術」はあるが「発信」が追いついていなかった

神田様

── まず、御社のビジネスについて改めて教えてください。

神田様:
昭和28年(1953年)創業で73年目を迎える開発型メーカーです。元々は日立製作所様の制御盤や配電盤の完成外注として小さく始まった会社でしたが、創業から間もなくプラスチック製品や樹脂製品も取り扱うようになり、今では工業用プラスチック製品やEMS業界向け製品、自社開発のオリジナルプラスチック素材まで幅広く展開しています。

技術力はあるんですが、それをWebでどう伝えるか。ちょうどコーポレートサイトのリニューアルという大きなプロジェクトを控えていて、その中でSEOとかコンテンツをどうするか、という課題がありました。

── 最初、SEOやAI活用という提案に対してはどう思っていましたか?

神田様:
正直、「SEOのアルゴリズムが何がどうなってるかなんて、分からない!」と思ってました(笑)。正解なんて誰にも分からないじゃないですか。

でも、矢嶋さん(Yutori Tech 代表)の提案は違ったんですよ。AIも活用しつつ「アルゴリズムは分からなくても、分析情報(検索上位)を参考にして、きっちり構成し直せば結果は出せるよね」という話をしてくれて。それは非常に論理的だし、「面白い発想だ、ぜひ一回やりましょう」となったのが始まりですね。

■ 決め手:AI活用の「スピード感」と「納得感」

── 多くの会社がある中で、Yutori Techを選んだ決め手は何でしたか?

神田様:
最初の提案のとき、矢嶋さんが「わざわざデモ記事を作成してきてくれて、この短時間で準備できたのは、ここまでAIを使ったからなんです」って、実際のプロセスを見せてくれたんです。当時はまだ世の中的に「生成AIって何?」って時期で、みんな「わけわかんない」ってなってる中で、「あ、うちは親和性高そうだな」と。

それに、ちょうど大村が現場に戻ってくるタイミングとも重なって、「このやり方なら戦える」と直感しました。

大村様

大村様:
私はその時、現場に戻るタイミングだったんですが、正直、始まるまでは本当にできるのかな?って。でも、蓋を開けてみたら、プロンプトの設計などしっかりアドバイスをいただけて、あ、これは信頼できる、と感じました。

■ 苦労と変化:最初は「手が痛くなる」作業だったが…

大村様(左) 神田様(右)

── 実際にプロジェクトが始まって、最初は大変でしたか?

大村様・神田様:
最初はバタバタしましたね(笑)。プロンプト(AIへの指示文)をコピペして、あっちのツールに入れて…ってやってると、もう手が痛くなるというか。「コピー & ペースト」だけでも慣れるまでは大変で。

でも、途中からやり方が変わりましたよね。Yutori Techさんが用意してくれた自社専用Gem(※)を使うようになってから、劇的に楽になりました。
※Gem:特定の役割やルールを事前に教え込んだ、自分専用のAI(Gemini)

以前はメモ帳にプロンプトを貼って、そこからコピペして…って作業が発生してましたけど、それがなくなりましたからね。

入力と出力がセットになっていて、順番に投げていけばいい。この環境が整ってからは作業は楽になっていき、この先も学習内容を改善しアウトプットの質も高めていけると感じています。

■ 成果:検索結果の分析グラフを見て確信した

大村様(左) 神田様(中央) Yutori Tech 矢嶋(右)

── 成果が出始めたのはいつ頃からですか?

神田様・大村様
(半年の期間の)後半戦から一気にヒットし始めましたね。定例会で見せてもらったグラフがあるんですけど、コラムページのアクセス数が最後「上昇」していって。

これまでリスティング広告とか色々試してお金を使ってきたけど、確約なんてないじゃないですか。それが今回の取り組みで結果が出た。「やってきたことは間違いじゃなかった」と証明されました。

最初は成果がない中で作業するので、業務の多忙も重なり大変な時期もありました。でも、結果が数字として見え始めてからは、「これはちゃんと向き合うだけの価値がある」と感じるようになりましたね。

■ これからの展望

神田様

── 神田さんは、AIという存在をどう捉えていますか?

神田様:
AIはすごいですよ(笑)。世の中の全ての知識を知っていて、全ての言語に精通していて、一瞬で事象を理解する。そんなものを「活用しない」という選択肢はそもそもないです。

── 今後の展望を教えてください。

神田様:
日本国内でのSEOで成果が出たので、必ずグローバルに展開したいですね。グローバルでも応用が十分に期待できる考え方なので、このノウハウを横展開して、日本市場にとどまることなく海外市場にもチャレンジしていきたいと考えています。

■ 株式会社ニックス様からのメッセージ

大村様(左) 神田様(右)

── 最後に、この記事を読んでいる方へ、貴社のアピールをお願いします。

神田様:
私たちは、日本のモノづくりを支える「縁の下の力持ち」のような存在です。 特に日本は中小企業が多く、素晴らしい技術や競争力を持っているのに、それを世の中に伝えきれていない企業様がたくさんいらっしゃいます。私たちは部品供給を通じて、そういった企業の方々が自社の魅力をアピールできるよう、製品の面から応援していきたいと考えています。

また、今回のWebサイトでの取り組みを通じて、学生さんや若い方々に「なんか面白そうな会社だな」「新しいことに挑戦している会社だな」と思ってもらえたら嬉しいですね。 創業70年を越える老舗ですが、AI活用も含めて、常に変化を楽しめる会社であり続けたいと思っています。

■ Yutori Tech の導入を検討している企業へ

Yutori Tech 矢嶋

── どのような企業に、Yutori Techをおすすめできますか?

神田様:
自社の「実力」はあるのに、それをうまく伝えられていない会社さんですね。 特に製造業のようなアナログな業界だと、「良いものを作れば売れる」と思いがちですが、今はそれだけでは届かない時代です。

Yutori Techさんは、単なるコンサルタントではなく、「二人三脚」で歩んでくれるパートナーです。 自分たちの強みをどう言語化し、どう発信すればいいか分からない。そんな悩みを持っている企業こそ、彼らの力を借りて、自社のポテンシャルを解放すべきだと思います。 「AIなんて分からない」と食わず嫌いせず、まずは相談してみることをおすすめします。きっと、強力な武器になるはずです。

ニックス様 オフィス入り口風景